親子で楽しむバレンタイン❤レシピ

管理栄養士*上田 光世

2025/02/06

2月と言えばバレンタイン❤

カカオ豆を原料としてつくられるチョコレートとココアでは大きな違いがあります。
チョコレートは砂糖や脂肪分が多く消化機能が未発達な乳幼児には負担が大きいですが、ココアはカカオ豆を焙煎し粉砕したあと脂肪分をとり除いてつくられます。
またタンパク質や脂質、ビタミン、ミネラルと栄養豊富でココアの持つ健康効果には大きく注目されています。
そこで今回は、「ココアで親子一緒に楽しむ!バレンタインレシピ2選」について紹介します。

栄養満点!
ココアの豆腐クリームもち

ココアと豆腐を混ぜ合わせて作るココアクリームは、ほんのりと豆腐の味わいを感じる優しい甘味が特徴です。
さらにまわりをライスペーパーで包むことでもちっとした食感とともに、とろけるクリーミーな味わいを楽しむことができます。甘すぎないので、味覚過敏のお子様にもおすすめの一品です。
クリームを作ってライスペーパーで包むだけの簡単レシピなので、ぜひお子様と一緒につくってみてくださいね!

材料(子ども2人分)※4個分

A絹ごし豆腐…150g
Aココアパウダー(無糖)…大さじ1
A砂糖…大さじ1(はちみつでも可)
・ライスペーパー…4枚
・ココアパウダー…少々(仕上げ用)

作り方(調理時間10分)

(下準備)絹ごし豆腐はクッキングペーパーに包んで水気を切っておく。
①ボウルにAを入れなめらかになるまで混ぜる。
②半分に切ったライスペーパーを水にさらし、①のクリームを包んで団子状に形成する。
③仕上げにお好みでココアパウダーを振りかけて完成。

ココアで作る!お手軽チョコバナナ風

バナナとチョコレートは相性抜群です。縁日の屋台で定番のチョコバナナや、パウンドケーキなどの様々なスイーツとしても取り入れられています。今回は、チョコレートソースをココアを用いて再現しました。電子レンジで加熱するだけの簡単レシピです。
温かいままお好みのフルーツをディップして食べることも、一度冷やしてアイスのようにしても楽しむこともできるアレンジが広がるココアソースです。お子様と一緒にぜひお試しください。

材料(子ども2人分)

・バナナ…1本
Aココア(無糖)…小さじ2
A牛乳…小さじ1
Aはちみつ…小さじ1(砂糖でも可)

作り方(調理時間10分)

①バナナは5mm幅にスライスする。
② Aを耐熱容器に入れ、600Wの電子レンジで10秒加熱し混ぜる。軽く混ぜてもココアが粉っぽいままであればさらに追加で10秒加熱する。
③⓵を②にディップすれば完成。

※今回はバナナを使用していますが、お好みの果物にアレンジして楽しむことができます。 甘味の少ないフルーツの場合、はちみつの量を調整していただくことで食べやすくなります。

まとめ

今回は「ココアで親子一緒に楽しむ!バレンタインレシピ2選」を紹介しました。簡単に短時間で完成するのでお子様も飽きずに楽しんで作業していただくことができます。甘さ控えめなので、甘すぎるのが苦手なお子様にもおすすめです。 バナナが苦手なお子様には、お好きなフルーツに変えていただくことで美味しく召し上がっていただけますよ。栄養豊富なココアを使って今年のバレンタインはぜひお子様と手作りレシピに挑戦してみてはいかがでしょうか。

※ココアにはカフェインが含まれます。子どもは大人よりもカフェインの影響を受けやすいため摂取量にはご注意ください。

管理栄養士*上田 光世

経歴:管理栄養士

病院、特養を経験し、現在育児に奮闘中。 食事の時間を大好きになってもらうことが目標です!

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