言語聴覚士って?

言語聴覚士とは?

言語聴覚士は、「話す」「聞く」「食べる(安全に飲み込む)」のスペシャリストであり、
ことばによるコミュニケーションに問題がある方に自分らしい生活を構築できるよう支援する専門職です。

小児分野で働く言語聴覚士の対象とは、
  • 言葉の発達の遅れ
  • 声や発音の障害
  • 聴覚障害
  • 飲み込み(嚥下)の問題
  • などを抱えた子どもたちです。

    STってなんのこと?

    • 言語聴覚士は英語で
      「Speech Therapist」と
      呼ばれることから、
      「ST」と略されています。

    言語聴覚士ってどんなひと?

    ことばの遅れやコミュニケーションの特徴などについて、玩具や絵本など子どもが興味・関心を持つものを活用してことばの育ちを促します。
    「食べる(安全に飲み込む)」といった摂食・嚥下(えんげ)の問題にも専門的に対応します。
    また家族や教育機関と連携し、子どもの周辺環境を整える役割も担っています。

    どんな役割?

    「話す」、「聞く」、「食べる」について障害を抱えている原因は、発達の問題にあったり、難聴であったりと、実にさまざまです。
    発達障害などが原因で、ことばの発達の遅れや対人関係が困難なお子さまに対しては、言語聴覚士はことばやコミュニケーションの力を育てるための訓練や保護者への助言を行います。

    どんなことを行うの?

    言語聴覚士は、お子さんの抱える症状の原因を探り、検査などをしながら、個別に訓練プログラムを考えていきます。例えば、あるお子さんには絵を使って言葉を引き出したり、別の子の場合は口の体操をしたりなどです。

    また、読み書きが難しいお子さんには、基礎となる語彙力や形を認識する力などを伸ばしながら、その子に合った方法で文字の習得ができるよう訓練、指導を行います。

    ▼過去のキャンペーンはこちら

    専門家相談

    戻る